第10章 急な発熱って辛い
熱い……熱い……
誰か、誰か……っ……
?『大丈夫、直ぐによくなるから……。』
ひんやりしたものを額にのせられた
とても、気持ちいい……
?『あんた、無理しすぎだから……
そんなに倒れられても困る……』
あんたが心配だから……。
この声は……?
『いえ、やすさ……?』
家康『起きた……。
身体起こせるなら起こして、薬これだから……。』
渡される薬
熱冷ましみたいなのかな?
『ありがとう、政宗さんは……?』
家康『あんたにお粥作ってる、お粥食べたら
その薬飲んで……。』
すると、襖が開けられる
政宗『お、起きたのか?
粥、作ったから食えよ』
卵、が入ってるから、卵粥かな?
ほのかに湯気がたってて、美味しそう……
『ん、食べる……。』
身体をゆっくりと起こして
家康に支えてもらう
家康『ん、ほら……』
口元に粥をよこしてくれる家康
はむ、と食べてみる
『ん、美味い……。』モグモグ
すんなりと喉に通る卵粥
とても美味しい