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【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第9章 他の皆様にも正体を明かさないとダメだよね?




『政宗さん、僕思うんですよ。』


政宗『どうした?』


『やっぱり、家臣の皆さんにも
女子って伝えた方がいいと思うんですよ。』


政宗『……、そうだな。
信長様のところに行って、確認してからの方がいいんじゃないか?』


『はーい』




スッ……と立ち上がろうとしたら
背中に痛みが一瞬走り、怯みかける




『っと、信長様〜』


政宗『おいおい、大丈夫か?』


『大丈夫です。
ちょっと行ってきます』




トコトコと信長の元へ向かう僕
前まできて、座る




『お話してもよろしいでしょうか?』


信長『よい、近うよれ』


『はっ!』




側によって座る
そして、僕は




『家臣の皆様にも、僕が女子と明かしても
よいでしょうか?』


信長『っふ、良いのではないか?
言ってみるがいい』


『はっ、有り難き。
織田家、家臣の皆様〜』




一瞬で此方をみてくれる家臣の皆様
少し緊張するけど、口を開いて





『あの、僕女子です。
黙っていてすみませんでした〜』


与次郎『えっ!?
朝日様は、女子なのですか!?』




おっと、伊達家、家臣の方もいらっしゃいましたか
驚かれている?




『はい。そうです。
僕、女子です』




そういうと、皆口々にこう言う
長い髪を高く結っているのが、珍しいと思っていたが、女子とは!
気づきもしなかった、と




信長『貴様ら、此奴が女子でも
我が安土にいることに異論はないな?』


家臣の皆様『はっ!何もありません!』


『おぉー、ありがとうございます〜』




僕はニッコリと笑って頭を下げた
そして、再び政宗の元へ




『政宗さーん、もう少し食べたいんですけど
何が一番良いですか?』


政宗『これだな、食ってみろよ』




また、口元へ寄せられた食べ物を
戸惑いもなく食べる僕




家臣の皆様『違和感がない理由がハッキリしましたな。』



と、口を揃えていう家臣の皆様。




『ん〜、美味しい〜!』モグモグ



そんなことも気にしない僕なのです!


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