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【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第9章 他の皆様にも正体を明かさないとダメだよね?



広間へ着き





スッ……(襖を開け)




政宗『先に失礼、夕餉を食べに来ました』



と信長に挨拶する政宗



続いて広間へと入る家康、秀吉…………に
抱えられている朝日





信長『ほぉ、何とも珍妙な入りをするのだな。』


『何を言いますか、僕は連れてこられたのです』


秀吉『申し訳ありませぬ、御館様。
しかし、夕餉も食べないと言うので……』


家康『朝日は体力をつけないといけないので
夕餉を食べさせるべきだと思って連れてきました…』


政宗『朝日、此方来いよ』


『ん、いきます。』




するりと秀吉の腕から抜けて
政宗の隣へ行く





三成『朝日様はやはり綺麗な御方ですね。』



と、ニコニコしながら僕を見てる
そりゃ、向かいの席だからか?



政宗『おい、光秀。
混ぜて食うなって言ってるだろ!』


光秀『腹に入れば皆同じだ、効率がいいだろう』


『ぅぇ、不味そう……』


光秀『ん?何か言ったか?』


『いえ、何も』




危ない、言ってたことがバレるとこだった
そういえば、光秀さんに性別のこと教えてないや




『光秀さん』モグモグ


光秀『なんだ』


『僕、男子じゃなくて女子なんですよ』


光秀『そうか、知っている』


『へぇ、知っていたんですか』


光秀『面白そうだからな、黙っていた』




にやりと笑う光秀
ちょっと悔しいかも。




『そうですかー、分かりました〜。
お伝えしたいのはそれだけなので』


光秀『政宗や御館様も知っているだろう。
その様子だと』


政宗『まぁな、ほら朝日。
これ食ってみろよ』



僕の口元に食べ物を寄越す政宗
あー…と口を開けて食べる僕



『ん、美味い……』モグモグ


政宗『だろう?』




嬉しそうに笑う政宗
僕も嬉しくなる





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