• テキストサイズ

【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第8章 正体がバレた




『っ、ありがとう、ございます……っ……!』



僕は涙を流した
やっと、素直になれた




家康『じゃ、秀吉さんに塗ってもらって……
使い方、さっき教えたから』


信長『よし、俺は戻るとしよう。
今宵は休め。』


『わかりました。
騒ぎを起こしてしまい、申し訳ありませんでした。』


秀吉『誠に申し訳ございませんでした。
俺一人の行動で、信長様に迷惑をかけてすみませんでした。』





僕と秀吉、二人で深く頭を下げた
それをみた信長はニヤリと笑みを浮かべ





信長『ふ、仲良くするんだぞ』


『はい!』



はっ!と返事をする秀吉







政宗『よし、じゃあちゃんと秀吉が薬塗れるか
みてから戻るとするか』


秀吉『俺は別に疚しい心などないぞ。』



ムッとした表情をする秀吉
一応な、と付け加える政宗




家康『はぁ……、俺も一応残ります。』



小声で心配だから、と言ってる家康
本当のことを話すと、心が軽くなる



『じゃあ、お願いします。』



背を向けて寝衣を脱ぐ
背中だけ開けるように、前を抑える




秀吉『お前、これ……』


家康『あんた、こんな傷……』


政宗『朝日、この傷は……っ!』




どうやら、青紫色の痣が、赤黒く変色していたらしい。
痛みも増すわけ、だよね。




『やっぱり、赤黒くなってますか?』


政宗『かなりな。』




そうなんだ、と僕は言った。
どうせ傷だらけの背中だ……。





/ 108ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp