第7章 秀吉と稽古
秀吉『俺は体術を教えよう。
昨日の夜だと、組み敷かれた後の対応が遅い』
『あんなに凄い顔で組み敷かれたら、誰でも怖いに決まってますよ……』
秀吉『いいから、こう構えろ』
構えは、現代でいう柔道なのか?
構えやすい……
『こう、ですか?』
秀吉『そうだ、そうしたら……』
暫く稽古をつけてもらった
裾合わせのところを掴んで足をかける
『っせい!!』
秀吉『っと、そうだ。
もう1回やってみろ』
『はい!
せーのっ!』
もう一度同じを事をして、今日の稽古はお終いと
告げられた
『汗かきましたね、秀吉さん』
秀吉『そうだな、湯浴みにでも行くか?』
『そうですね、湯浴みにいきましょう』
秀吉『俺は少し家康に用があるから、先に湯浴みに行っててくれ。』
『わかりました。』
急ぎ足で湯浴みに行った
背中の傷を見られたら厄介だ