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【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第6章 城内散歩



信長『この先にあるのは庭だが、
降りた先に何があるかわかるか?』


『城の壁しか、なかったかと……?』


信長『ふ、よくみていないな。
池があるだろう、そこに』




庭先へ着き、
よくみると、角の方に小さな池が造られている。
花や木に気を取られて気づかなかった




『本当ですね、こんな所に
こんなに美しい池があるとは……』




思わず、素足で庭へ
池へと向かう




『鯉、ですか……?』


信長『そうだ。』




いつの間にか、信長も庭へ
僕と同じ、素足で




『信長様!
素足で来てはいけませんよ!』


信長『貴様も言えたことではないだろう』


『あ、確かに!』



じゃあ、二人だけの内密になりますね!と
僕は信長に言った



信長『これだけで内密か?』


『秀吉さんに見つかったら、小言が長くなりそうです』


信長『世話焼きにも困ったものだ』




暫く、池にいる鯉を眺めて
ゆっくりしていた



信長『夜も遅い、城内はまたにしろ。』


『わかりました。
なら、僕はこれで……』



一礼をして、信長の元を去った
これで戻るわけないでしょう?




『足だけでも洗わないと……』



湯浴みにいけば早いが、ここからだと……



『現代でいう、台所、だよね?』



そこへ向かうことにした
外には井戸もあったような記憶があるから



『いきますか。』



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