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【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第5章 信長様と御一緒に稽古



『ふふ、信長様に褒められた!
嬉しかったなぁ』



濡れた髪を拭きながら
稽古のことを思い出していた



『あの動き、動作、敵を射抜く眼。
誰にも負けないという強い志し。』




全て、僕には足りていないこと。
学ばなければならない。




『あ、部屋に着いた〜』



スッ……(襖を開け)



『あ、褥と袴が用意されてる。
蒼ちゃんかな?用意してくれたの』




この時代の言葉を使うのは難しい。
現代の言葉がしっくりくる。




『髪、濡れたまま、かぁ……
ドライヤーとかないもんね…。』




仕方ない、髪が渇くまで城内を散歩しようかな




『よーし!そうと決まったら、蒼ちゃーん!
蒼ちゃんはいるか?』



スッ……(襖を開け)




蒼『はい、此処に。
どうなさいました?』


『えーと、今から散歩に行ってくるから
誰かきたら、城内の何処かで散歩してるって
伝えてくれるかな?』


蒼『はい、わかりました。
朝日様、髪を下ろされていますと……』



あれ?口篭ってるな、蒼ちゃん



『どうした?
何かあるなら遠慮せずに言っていいよ』



ニコリと微笑んだ。



蒼『え、と、女子のように大変美しく見えます!』



頬を染め、俯いて答える



『ふふ、有難う。
ごめんね、紛らわしくて』


蒼『い、いえ!
無礼なお言葉を申し上げたこと失礼致しました!』


『いいよ、大丈夫。
気にしないでくれ、蒼ちゃん』



ぽんぽん、と撫でて
蒼ちゃんの横を通り過ぎる



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