• テキストサイズ

【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第4章 政宗と城下へ



はいはい!いらっしゃい!いらっしゃい!
ゆっくりみていってくだせぇ!



『へぇ、城下ってこんなに賑やかなんですね!
毎日が祭り事みたいだ!』


政宗『そうだろ?
俺も信長様みたいに、こんな市を作ってやりたい』


『奥州の民の人の為に、ですよね?』


政宗『あぁ、誰もが来れるようにしたい。
いつもそう思ってる』


『政宗さーん!あっちの甘味処へいきましょー!』


政宗『お前なぁ、俺が真剣な話をしてるときに……』


『いいからいいから!
僕、働いてないので銭無いんですよ』


政宗『そうなのか?
仕方ねぇな、俺が払ってやるよ』


『よっしゃ!有難うございます!』


政宗『童の癖に、甘い物好きなんだな』


『好きな物何でもいいじゃないですか〜』



ほぉら、やっぱり。
僕のこと男子だと思ってる。
いつ気づくんだろうなぁ…



政宗『何食いたいんだ?』


『すみませーん!
豆打と餡子の団子二つずつくださーい!
後、焙じ茶もー!』



へい!と奥から声が聞こえ
1つ息を吐き



政宗『そんなに食べるか?』


『政宗さんの分も頼んだんですよ。
焙じ茶で大丈夫ですか?』


政宗『あ、あぁ。
助かる』


『いえいえ、御先祖様はお酒が飲めないって知ってたので』


政宗『そんなことまで知ってるのか』


『はい、ちゃんと記されてましたし』



団子がくるまで、他愛もなく話していた




/ 108ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp