第13章 誰よりも強い、織田信長様
〜広間にて〜
スッ……(襖を開く)
中を見ると既に政宗さんと家康、
三成くんが座って待っていた。
『遅くなり、大変申し訳ございませんでした。』
中に入る前に正座し、頭を下げた。
家康『……そんなとこで何やってるの?
早く席につきなよ。』
政宗『お前は俺の隣だ。』
政宗がこっちに来い。と手を引っ張り
隣に座らせた。
三成『今日も 朝日様と政宗様は仲が良いのですね!』
にこにこと笑う三成。
『夕餉が楽しみです。』
政宗『今日は俺が作ったわけじゃないからな。』
『今日は料理番の方が?』
政宗『そうだ。』
家康『どっちでも味変わんないでしょ…。』
三成『そうですね!私は料理番の方が作ってくださるご飯も美味しいと思っています!』
家康『三成が言えることじゃない…。』
三成『どうしてですか?家康様?』
家康『はぁ…。』
何か言いたげな家康。
その様子に首を傾げつつ
信長がくるまで待っていた。