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イケメン戦国 ー とおまわり ー
第2章 気づき
俺が手酌で酒を呑み進めていると、ひいろは顔あげ、背筋を伸ばす。懐から組みひもを取りだし、おろしていた髪を後ろ手に1つにまとめ、俺を見る。
眼が合う
力強く、挑むような瞳
深く、深く、見透かすような視線
初めて会ったあの時と同じ眼。
違うのは、
そのあと、ゆっくりと微笑んだこと。
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