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【文豪ストレイドッグス】愚劣なる恋愛詩

第22章 All we know(中原中也)


 二人で俺の愛車に乗って、どこまでも駆けていく。

 いくつも街を駆け抜けて。

「貴方が行くのなら、私はどこまでもついていきますよ。」

 あァ、そうかよ、なんて答えるけど。

 嬉しくないわけない言葉だ。

 走っていく。

 横浜から東京湾のその先までも。

 煙草に火をつけて、窓から煙を吐き出すんだ。
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