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Love Situation
第12章 過去の傷
156
-和Side-
二人とも顔を上げ
距離は20センチ
その子は
肌が白く
目も大きいし
目鼻立ちがはっきりした綺麗な子だった
しばらく見つめ合ったが
恥ずかしくなって顔を伏せたのは彼女の方
「…ありがとう、
…名前は?」
「えっ…?」
「名前」
千夏「宮本千夏です//」
「覚えとく」
俺はそのまま図書館を出た
翔ちゃんの借りた本を持ったままね?
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