第12章 過去の傷

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-和Side-


俺にとって
千夏は特別だった



反応がかわいくて

手作りのお菓子に馴染みがない俺に作ってきてくれたり

相当惚れ込んでいたんだ



あの図書館で出会ってから付き合うようになって


何度も愛し合った



千夏がいない人生なんて考えられなかった













真実を知るまでは