• テキストサイズ

【おそ松さん】この恋心を受けとめて

第10章 不自由?しょうがないよね


『私?違うよぉ、カラ松ガールってカラ松お兄ちゃんが前から言ってたファンの事でしょ?私はそんなんじゃないよ?にわかと一緒はやだなぁ…』

「自分を客観的に見れないってある意味凄いよね……」

「フッ…なみえはカラ松ガールではなくてカラ松ハニーだからな」

「あー…はいはい、突っ込むのも疲れるからもう止めてくれる?」

お兄ちゃん達の話は時々わからない、兄弟の共通用語でもあるのかな…?わからないなら余計な事考えるより、今日の晩御飯の段取りを考えたほうがいいな…家に帰ったら早速取りかからなくちゃ。

程なく家に到着!なんだかんだで気を使ってくれるお兄ちゃん達に伝える。

『私は晩御飯を作るからお兄ちゃん達はゆっくりしててね、因みに今日のメニューはカツカレーとシーザーサラダだよ、カレーは多目に作るから、残ったら明日のお昼はカレーうどんでも作るね♪チョロ松お兄ちゃんと一松お兄ちゃんは荷物持ってくれてありがとうね♪』

台所、この家で私が落ち着ける場所、何も考えずに自分の好きな事に没頭できる場所、だからかな自分の部屋より台所にいる時間のほうが長い、まぁ、まだここに来てから3日だけどね。

下拵えしてたから後はじっくり煮込むだけ…、キッチンチェアに座りながら、木ベラで焦げないようにかき混ぜる、後は食べる時にトンカツを揚げるだけだから楽だよね。

カレーはもう火を止めて食べる時にまた温めるだけ…何もやる事ないなぁ…、テーブルのお皿にのったクッキーが少し減ってる、お兄ちゃん達の誰かが食べてくれたんだね、よかった。

『はぁ~…』

溜め息がでちゃった…、あぁ、駄目だ幸せ逃げちゃう…、なんだかこの3日で色々ありすぎて疲れちゃったのかな?ダメダメ、こんなんじゃカラ松お兄ちゃんの側にいられなくなっちゃう。

スマホを出し、カラ松お兄ちゃんファイルを開けて撮り溜めた写真の整理をする。

だいぶ溜まってるなぁ…これは後でパソコンにデータを移しておかなくちゃ。

後はなんかする事あったかな…今のところは台所でする事はないから、とりあえず自室に向かう。

部屋に入って鞄からノートパソコンを取りだしデスクに置く、そういえば暫く触ってなかったなぁ。

『これでよし…と、さすがカラ松お兄ちゃん、パーフェクトだわ…』

電源を落としパソコンを閉じる。
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp