第9章 六つ子兄弟会議
「なるほど…5日前に終わったのね~…よし!カラ松、お前、今日が脱童貞の日だ」
「なっ、いきなり今日か!?」
「お前忘れてない?なんの為になみえちゃんが俺達の共有になるのかって事、早い方がいいだろ?学校行きだして一週間待てる?その前に一度やって余裕作っといた方がいいだろう?だから休みの間に全員済ませちまうぞ」
何とも強引だが、カラ松以外の五人はヤル気満々なのだ、頭では分かってても理性が追い付かないだろう。
「分かった…なみえ、今日オレはお前のバージンをもらうがいいか?」
なみえは真っ赤になってもじもじしながら頭を下げた。
『わ、私こそよろしくお願いします////』
「よし、決まり!今後はなみえちゃんの体調見ながらだな、いいか?、お前らぁ!盛った猿みたいにヤリ潰すなよ!!」
「「「「「おぉーっっ!!!」」」」」
『うわぁ………本当に大丈夫かな…私…』
六人は謎のテンションで盛り上がっている、そんな彼等を見ながらなみえはポソリと呟いた、そんな彼女に気が付いたカラ松が優しく頭を撫でる。
「フッ…心配するななみえ、オレ達の可愛いプリンセスを傷つけるような事は、ああ…すまん…純潔は傷つけてしまうが、絶対ないししない、オレとブラザー達を信じてくれ」
『カラ松お兄ちゃん…うん!信じてる』
ギュッと抱き付くなみえが可愛いくて、カラ松は肩を抱いて耳に囁く。
「フッ…それに気持ち良ければ問題ない、気持ち良い事は大好きだろう?オレはなみえの気持ち良いところを知ってるぞ…」
『お、お兄ちゃん…あ…あん…耳…弱いのぉ////』
「Oh ! ! アウチッ!!」
ガバリと首に抱き付かれたのでバランスが崩れて、またひっくりかえる…ん?カラ松はデジャヴをおぼえた、またマウントを取られたのだ、今度はパーカーを剥ぎ取るつもりのようだ。
「ま、待て!ステイ!!ステイだなみえっっ!!やだ、やめてっ!!」
『ダメェ…待てなぁい♪お兄ちゃん好き!大好きっ!!気持ち良い事してもいいよねっっ!?////』
顔を上気させ、また謎のスイッチが入ったなみえをおそ松が後ろから抱えあげる。
「おいこら!?俺達の前で何今からおっぱじめようとしてんの?」
「た、助かった…に、兄さんありがとう;」