第8章 長兄は何かと大変なの!
「そこでお兄ちゃんからひとつ提案ね♪よーく聞いてね、なみえちゃんはカラ松を一番好きなままでいてくれていいし、勿論俺達も大好きだって、いい返事くれたからそこまではいい、問題はここからだ、さっきもカラ松が言ってたように俺達六つ子は誰かが輪を乱すとそれを全力で阻止する、それぐらい俺達は結束が固いの、ここまではわかる?」
なみえちゃんは真剣な顔でうんうん頷いてる、よしよしここからだ…。
「なみえちゃんにもそうしてほしいけど、俺達六つ子に心も身体も愛される、俺達も大好きだっていうなら心はクリアだ、身体の方はロストバージンは一番好きなカラ松で無くしちゃいな、そうしないと誰かが理性保てなくて無理矢理になるからね、そんなの嫌だろ?言っとくけど俺達六つ子全員童貞なんだよ、だから俺達の初めてをもらってよ、俺達のお姫様になってくれたらなみえちゃんを全力で守るよ?無茶をしないようにきちんと取り決めを作るし、カラ松と離れたくないなら、俺達六つ子の間での修羅場を避けるには、これ一択しかないんだよね、どう?よく考えてなみえちゃんの意思で返事が欲しい」
なみえちゃんはじっと考えこんでる、まぁ…そうすぐには決められないよなぁ、カラ松は何言ってんだこいつ、とでも思ってんだろうねぇ…でもね、これしか他の弟達をなだめる方法ないの、わかってね次男くん♪
「カラ松、お前も何かいい方法あるなら言え」
「いや…ない…なみえに決めてもらう」
暫く考えこんでたなみえちゃんが決意した顔で俺を見る。
『私…決めたよ、おそ松お兄ちゃん!その話受けるよ、全力で嫌な事されるより、全力で愛して愛される方がいいもん!!』
「そっかぁ、よろしく頼むな!なみえちゃん」
『こっちこそよろしくお願いします////』
「本当にいいのか?なみえ…」
『うん、だから…////その…カラ松お兄ちゃん…わ、私のバージンもらって下さい!!』
「こ、こっちこそよろしく頼む…////」
カラ松が心配そうに聞くと、なみえちゃんは顔を赤くしてもじもじしながら頭を下げた、わぁ~可愛い♪兄ちゃんも一度でいいから言われてみたーい!カラ松…お前もか…二人して顔赤くして初々しいねぇ…。
「とりあえず明日は六つ子兄弟会議な♪」