第5章 素敵な松のお兄ちゃん達
サラサラだぁ、あの猫ちゃんはモフモフしてそう…あぁそうそう、ああやって肉きゅうモミモミ、そうたしかこんな感じで…、ふと下を見るとおそ松お兄ちゃんの耳たぶをモミモミしてた、バチリと目があった。
『あ////あ…あの!!ね、ね猫ちゃん、触りたいなって、思ってたらね…気、気がついたら…ね、モミモミ…モ』
「あーっ!!ちょっとおそ松兄さん、何膝枕とか!羨ましい!!ちょっと目を離すとこれなんだから、はい、なみえちゃん////お茶どうぞ」
湯呑みを六つ持ってきて、私の前に置いて座る。
『あ、ありがとう!チョロ松お兄ちゃん!』
「あ~あんがとね♪チョロちゃん」
おそ松お兄ちゃんも身体を起こして胡座をかいて座り直した、助かった、恥ずかしかった…。
カラ松お兄ちゃんも十四松お兄ちゃんも、洗い物を終えたのか戻ってきて座る。
『お兄ちゃん達、片付けありがとう!働かせちゃってごめんね』
「このくらい構わんさ」
「アハハー!!朝からずっと動いてたんでしょ?疲れるよねー!!」
「猫……撫でてみる?おそ松兄さんより癒されるよ…」
一松お兄ちゃんに見られてたのね……でも、撫でたーい!!
『いいの!?ずっと触りたいなって思ってたの♪』
一松お兄ちゃんは立ち上がると、私の膝に猫ちゃんをそっとおいた、猫ちゃんの頭を撫でて語りかける。
「…引っ掻いたら駄目だよ」
〔ニャ~ン〕
猫ちゃんは返事をするように鳴いた後、私の手に刷り寄った、そっと撫でたらゴロゴロ喉が鳴る。
『あ~ん♪可愛いい~モフモフ~♪』
鼻の頭を撫でると手にグリグリと頭を刷り寄せてくる 、背中を撫でてたらぐっと身体を伸ばしてグリグリしてくる、私はそっと抱き上げた。
私の顔をクンクン匂いを嗅いでからザリッと舐めた、その可愛いい仕草にたまらなくなって、チュッチュッとキスしては頬擦りしてた。
『あ~ん♪可愛いいでちゅにゃん!お姉ちゃんとチュッチュッにゃん♪チュッチュッ♪』
そうしているうちに猫ちゃんは、スルリと腕から抜けて今度はゴロンと横になってお腹を見せてくれたので撫でる、あっこれ…あれ出来るかも…、顔を猫ちゃんのお腹につけてスハスハ腹吸い、これ…慣れてないとさせてくれないんだよね。
『はぁ~ん♪幸せ~♪』