• テキストサイズ

【おそ松さん】この恋心を受けとめて

第5章 素敵な松のお兄ちゃん達


トド松お兄ちゃんは、小皿とスプーンを受け取ると、フーフーして一口啜る、仕草に女子力溢れてるなあ。

「何これっっ!?すっごく美味しいよっ!!」

『本当!?良かった、味見ありがとうね♪』

「ちぇ~、トド松だけとかズリィよな」

『お兄ちゃん達はお昼にね♪』

空になった食器を受け取り洗っていると、玄関のチャイムが鳴った、荷物が届いたのかな?

「ああ、オレが出てくる」

カラ松お兄様ちゃんが玄関に行った、暫くすると戻ってきた。

「なみえ、荷物届いたぞ、運送屋の単身パックみたいだが?」

『待って!今行くね、お兄ちゃん達は居間で待っててね!』

この為に朝ご飯の手伝いの後、念入りに掃除したんだよね、おばさまには了承得てるから、荷物より先にやってもらわないと…。

運送屋さんがオプションパックでやってくれるから、私は指示するだけで簡単なんだよね♪

『御苦労様です、じゃあ頼んでおいたのを先にこっちの部屋へお願いします』

そうして防虫シートとフローリングマットを運んで敷いてもらった、後は簡易クローゼット、ベットと布団、諸々の衣装ケースと小物だけ、それも全部運んでくれる、仕事が速い、さすがプロ!!

料金は先に払ってある、運送屋さんを見送り、居間へ踵を返すとお兄ちゃん達がポカンと見ていた。

『お兄ちゃん達、組み立てたりするの手伝って貰っていい?』

コクコク頷くお兄ちゃん達を元客間へ連れていく、トド松お兄ちゃんは遅刻だって慌てて出掛けて行った。

力仕事はカラ松お兄ちゃんと十四松お兄ちゃんかな、手先が器用そうなのはおそ松お兄ちゃんとチョロ松お兄ちゃん、一松お兄ちゃんは体力なさそうなので、私と一緒にダンボールから小物の包装を解いてもらおう。

ベットは組み立て式のシングルなので簡単だし、他も殆ど組み立て式だからすぐ終わると思う、実際殆どレイアウトは出来てるから後は微調整だよね。

私は一松お兄ちゃんと割れ物から解いていった、思ってたより手際がいい、プチプチがあると潰したくなるよね、解るわ!十四松お兄ちゃん。

ほぼ全てが片付けば、時間はもうお昼過ぎてた。

『あっ、もうこんな時間!お腹空いたでしょ?今お昼作るね、お兄ちゃん達、手伝ってくれてありがとう!』
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp