第3章 妹?だけじゃないのよ?
カラ松お兄ちゃんが促すから、私もお風呂場に入った。
「なみえ、先に髪洗うからここに座ってくれ」
バスチェアを指されたのでお兄ちゃんに背中を向けて座りラッカールを外すと目の前のバスミラーに私の姿がうつる。
「上を向いて」
言われた通りに上を向いたら私を見下ろすお兄ちゃんの顔、恥ずかしくて目を閉じた。
シャワーで髪を濡らされた後、優しくマッサージするように洗ってくれた、コンディショナーで揉みながら、お兄ちゃんが呟く。
「綺麗な髪だ…」
洗い流された後、ラッカールで纏めて留めてくれた。
「次は身体だな、隅々まで洗ってやろう、立ってくれ」
ボディーソープを手で泡立てて背中からマッサージするようにお兄ちゃんの手が滑っていく、手に足、胸に触れた時、甘い痺れが走った。
『ひゃうん!』
お兄ちゃんは私の乳首を摘まみ、クニクニ指先でいやらしく弄る。
『ひゃ…あ…あ…ん、ダメェ…ひっ…あっ…あぁん』
「どうした?確かにおそ松が言っていたように敏感なんだな、可愛いい声が出てるぞ…だが、あまり大きい声だと皆に聞こえるぞ…」
耳元で囁かれたその声だけでぞくぞくとする、足がガクガクして立っていられない、そんな私を支えるように身体を密着させ片手は乳首を弄りながら、もう片手が私の誰にも触られた事のない其処に触れた。
『ああん!やぁ…らめぇ…ひっ…う…おかしくなっちゃう…あん』
「なみえ、ここはまだソープもつけてないのにヌルヌルになってるぞ」
カラ松お兄ちゃんの荒い息遣い、敏感な部分をクチュリクチュリと弄る音が私の耳に届いただけで頭が真っ白にスパークしたようになった。
『あ…あぅん…あぁ!!』
気持ち良すぎて、身体が痙攣する。
「ハァ…ハァ…なみえ…イったんだな…」
あぁ…これがイクって事なのかと、理解した。
カラ松お兄ちゃんが愛しくてどうしようもなくなって、お兄ちゃんに抱きついてキスをした。
クチュリ、深いキス、お兄ちゃんの舌を絡めるように唾液を啜る。
『ハァ…んむ、クチュクチュ…ジュル』
欲しい、欲しい、欲しいカラ松お兄ちゃんの全てが欲しい…
貪るようにキスをしていた口を離し、お兄ちゃんの耳元に囁いた
『カラ松お兄ちゃん…次は私が洗う番だよ』