第3章 妹?だけじゃないのよ?
冗談を言ったのに、カラ松お兄ちゃんは真っ赤な顔でじっと私を見つめてきた。
「なみえ…冗談でも…そう言う事言うな、フッ、とんだギルティガールだ」
『いいよ…カラ松お兄ちゃんなら、私…本気だもん、大好きだから…一緒にお風呂入って、今日は私と一緒に…寝て…ほしい』
私は思い切って、お兄ちゃんに告白したし、さらに恥ずかしい要求をした。
「馬鹿な事を言ってるんじゃない!なみえは妹み『妹なら恥ずかしい事ないでしょっ!カラ松お兄ちゃん?…一人でお風呂に入るのが寂しいの、ただのスキンシップだよ?』」
言葉の続きを聞きたくなくて、さらにずるい言葉を畳み掛けた、きっと私の顔は真っ赤なんだろう。
お兄ちゃんは、じっと私を見つめた後
「わかった、待ってろ、沸かし直してくる…」
そう言うと、居間を出ていった。
でも…後悔なんてない!私は手荷物から換えの下着を用意した。
時間の感覚なんてとうにない、私はカラ松お兄ちゃんが呼びにくるのを待った。
「なみえ…沸いた、風呂場…行くぞ」
『うん』
脱衣場に着いたら心臓がこわれそうなくらいドキドキした。
カラ松お兄ちゃんが着ている服を脱いでいく、程よく鍛えられた逞しい身体…、私は穴があくんじゃないかってくらい見つめた。
パンツ一枚になった所でお兄ちゃんが振り返った、顔が真っ赤だ、お兄ちゃんも緊張してるのかな…。
「なみえ…脱がないのか?それともやめるか?」
『今、脱ぐもん!!』
私は長い髪の毛を持ってきたラッカールで留めて、膝上ニーソ、パーカーと順番に脱ぎ、ブラジャーを外した、ぷるんと胸がはねる、咄嗟に胸を隠した、顔から火が出そう。
「フッ、下を脱がないと入れないぞ?」
『カラ松お兄ちゃんこそ!!』
「そうだな」
カラ松お兄ちゃんは、意を決したようにパンツを脱いだ、お兄ちゃんのオチンチンがブルンと飛び出した、起ってる…想像してたより大きい、私に欲情してくれてるの?
なんだろう、アソコがムズムズする、私もパンティを脱いだら、透明な糸が引いた、恥ずかしい…。
お風呂場の戸をあけて中に入る、シャワーを出してお湯の温度を調節したら、こちらを向いた。
「おいで、なみえ…オレが洗ってやる、どうした?これもスキンシップだろう?」