第12章 尾行ブラザーズ
「アハッ!それならチョロ松兄さんが真っ先になみえちゃんに捨てられそうっ!だってトト子ちゃんと一番接点多いもんねっ!酔ったらすぐ愛してるって叫ぶしっ!」
「はあっ!?何言ってくれちゃってんの十四松っ!?あれはあくまでもマネージャー活動だからねっ!!」
「でもさ…カラ松兄さんでもトト子ちゃんが絡むと立場が揺らぐって事だよね?ボク達の誰かがなみえちゃんの一番になれるかもしれないんだよね?カラ松兄さん♪ボク達の代わりにどんどんトト子ちゃんに会いに行ってくれない?」
「嫌だ!どうせボディーブローくらうだけなのにか?それならなみえを抱きしめて撫でてた方が何倍も癒される、そういう事ならおそ松か一松が行ったらいいんじゃないか?オレは信頼回復に努めねばならんからな、誰が行くもんか!」
「はぁっっ!!おいカラ松?なんで俺の名前出すのっ!?俺だって殴られるのわかってて会いになんて行きたくねぇーよっ!?お兄ちゃんなみえちゃんの膝枕で撫で撫での方がいいでーす!て事で一松が適任じゃね?お前殴るのも殴られるのも好きだろ?」
「はぁっ!?まぁそりゃ確かに…って違ぁーうっ!いや…おれ、なみえちゃんが好きだからさ…なみえボーイズなのよ…わかる?おれも信頼回復大事だから絶対行かない…ここはトト子ちゃんのマネージャーでもあるチョロ松兄さんでしょ…フヒッ♪」
「一松お前っ!!いやいやいや…マネージャー活動はお休みするからね、えっ?何?今後の予定?ないなぁ?僕のスケジュール帳は今のところなみえちゃんの名前しか書いてない、困ったねーでもこれはしょうがないよねーって事で十四松にパス」
「アハハハッ!!だが断るっ!!つーかさ…嫌に決まってるでしょ?ボール以外ぼくに投げないでよね、それ以外は倍にして投げ返すよ?ねっ?トド松♪」
「はぁっっ!!ふっざけんなぁ!!こっちに投げないでよ十四松兄さんっ!!カラ松兄さんが行ってくれたらいいだけの話じゃんっ!!」
「絶対嫌だっやだやだやだっっ!!!なみえの方が大事、滅茶苦茶大事、大事大事大事…おそ松?お前に任せた!」
「カラ松お前なぁっ!だから俺に振るよりも一松だろっ!」
「ちょっと待ってストップッ!何?これじゃ延々ループするだけだよね?なんでこうなったんだっけ!?」