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【おそ松さん】この恋心を受けとめて

第12章 尾行ブラザーズ


モ《なんだよ…はっ♪同じ顔が六つもあるとかキモくね?六つ子って時点でありえないわ♪》

A《ちょっっ!?モブ男っ!!あんた何言ってんのっ!!ダメッ!!なみえの前でお兄さんの悪口はダメよっっ!!》

夢《……………………》

モ《はぁ?キモいって思ったからそう言っただけだけど?イケメンだから何?イケメンでも同じ顔ばかり揃ってたら価値もクソもないじゃん♪俺の方がまだ個性的だよ?どう?俺に乗り換えるのもありなんじゃない♪》


「あのクソ野郎…」

「許せんな…」

「あー…そう言う事言っちゃうんだ」

「殺す…」

「あいつボール決定っっ!!!」

「フフ…♪立ち直れないぐらいの制裁しないとねー」


六つ子を否定されたら彼等は黙っていられない、なみえにバレても構わない意気込みで飛び出そうとした時だ…。

バーンッッッ!!!なみえがおもいっきりテーブルを叩いてユラリと立ち上がる、目を細め氷のように冷たい眼差しでモブ男を蔑むように見る。

隣ではA子があーぁ…この馬鹿…と、呆れと諦めた顔でモブ男を見る。

夢《おい…このピー(規制音)のピーのピー野郎、もう一度言ってみろやゴルァッ!!あっ?何様だよ?ブッサイクな面下げてよく言えたもんよね、ハッ♪キモい?テメェの存在自体がキモいんじゃボケェッッ!!記憶自体消去したい程の汚ねぇウンコ顔のくせに内面まで汚ねぇとかないわ、マジないわっっ!!テメェなんかにお兄ちゃん達の事悪く言われるなんてお兄ちゃん達が汚れるからもう人間やめてくんない?そもそも比べる事自体が間違ってるんだよっ!このクソがっっ!!クソならクソらしく肥溜めの中で溺れてろっっ!!!マジ絶許っっ!!フンッッ!!》

A《あーぁ…モブ男、まだ付き合ったばかりだけどさ、私と別れてくれる?てかさ、あんたさっきからなみえの事ばかり見てたでしょ?わかるんだよね♪私らの友達の間ではさ、彼氏出来たらまずなみえに会わせるの♪だってほっといても勝手に本性さらけ出してくれるからね、今までにもあんたみたいに嫉妬なのかなんなのか知らないけど、なみえのお兄さんの悪口言った人は漏れなくぶちギレたなみえの罵詈雑言浴びてるのよね♪私ちゃんと注意したよね?お兄さんの悪口ダメだって、いや~♪久々に聞いたわ、なまじ美人さんだから破壊力あるんだよね~♪》
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