第5章 No.4 ちょっとだけ。
そして始まった組み合わせ決めのくじ引き。
でも、尾白くんは辞退を希望した。
同じ理由で庄田くんも。
・・・気にするなって言われたけど、なんか罪悪感感じるな・・・。
繰り上がって5位の拳藤さんチーム、のはずなんだけど・・・。
尾白くんと庄田くんの辞退理由に納得してか、最後まで騎馬戦を頑張ってた鉄哲くんチームにその権利を譲った。
・・・・・・これで、16人。
ミッド「組は、こうなりました!」
緑谷 対 心操
轟 対 瀬呂
塩崎 対 上鳴
飯田 対 発目
芦戸 対 神和
常闇 対 八百万
鉄哲 対 切島
麗日 対 爆豪
零无「お、芦戸さんとだ」
芦戸「おー!
零无とだ!!」
まあ、その前にレクリエーション種目やってからか。
後半の方だからしばらくは見物かな。
マイク『よーしそれじゃあトーナメントはひとまず置いといて、イッツ束の間。
楽しく遊ぶぞレクリエーション!』
零无「あれ、そー言えばレクリエーションって応援合戦の他に何やるの?」
耳郎「えーと、確か・・・大玉転がしと借り物競争、それと応援合戦だったはずよ」
零无「へー、じゃあ借り物競争やってみたいかも」
八百万「え、でもその恰好で・・・?」
零无「上に体操服着るから大丈夫」
と、言う事で。
私は更衣室で体操服をチア衣装の上に着た。
そして大玉転がしが終わった後、借り物競争に参加した。
上鳴「お。さすがに体操服を着たんだな」
零无「ん、まーねー。
お、始まるっぽい」
「位置について、用意・・・START!!」
で。
私が引いたのが・・・。
拳藤「なあ、本当に・・・これ、私でいいのか?」
零无「うん、私は拳藤さんがいい」
拳藤「だ、断言するのか・・・」
その後見事1位でゴール。
書いてたのが、〝彼女にしたい相手〟。
このメモを見た拳藤さんに「ありがとな、神和!」って言われた。少しだけ顔赤かったけど・・・まーいっか。
・・・さて、いよいよ本戦・・・!