第3章 No.2 器物損壊・個人情報盗難・不法侵入
オールマイト先生に両腕を振って攻撃した脳無だったけど、その片腕の右腕が取れた。
ふふん、ガイアの斬れ味なめんな。
オール「おお!?ナイスだ神和少女!!
しかしマジで全っ然・・・効いてないな!!!」
ズド!!
死柄木「効かないのは“ショック吸収”だからさ。脳無にダメージを与えたいなら、ゆうっくりと肉を抉り取るとかが効果的だね・・・・・・。
それをさせてくれるかは別として。・・・しかし、やってくれるね神和ィ・・・」
オール「わざわざサンキュー、そう言う事なら!!
やりやすい!!」
GRAP
・・・ズド・・・!!!!
脳無の後ろを取って、バックドロップを決めるオールマイト先生。
なんか、地雷が爆発したみたいに爆発した。
零无「(私の、すべき事・・・)
・・・3人とも、下がろう」
私の言葉に3人は頷いて、出入口付近に居る皆の元に向かう。
しょーさんは緑谷くんが背負って峰田くんに足を持ってもらっている。
緑谷「・・・・・・蛙ス・・・っ・・・ユちゃん!
神和さん!」
蛙吹「頑張ってくれてるのね。なあに、緑谷ちゃん」
緑谷「相澤先生担ぐの代わって・・・!!」
蛙吹「うん・・・けど何で・・・」
零无「・・・え、緑谷くん?」
まさか。
と思ったらそのまさかだった。
緑谷くんに代わって蛙吹さんがしょーさんを担ぐと、緑谷くんはあろうことかオールマイト先生に向かって走った。
うおいおいおい・・・!
これ止めた方が・・・んっ?
爆豪「どっ・・・け、邪魔だ!!
デク!!」
BOOOOM!!!
ドッ
爆豪くんが、黒霧を爆破してから押さえ付ける。
パキパキ・・・
オール「!!?」
轟「てめェらがオールマイト殺しを実行する役とだけ聞いた」
轟くんが脳無を半分くらい凍らせる。
死柄木「!」
スカッ
切島「だあー!!」
切島くんが死柄木に腕を硬化させて攻撃する。けど外れた。
切島「くっそ!!!
いいとこねー!」
爆豪「スカしてんじゃねえぞ、モヤモブが!!」
轟「平和の象徴はてめェら如きに殺れねえよ」
緑谷「かっちゃん・・・!
皆・・・!!」
後ろ姿だけど、大きな怪我をしてる感じはなさそう。
・・・良かった、無事だった。