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無気力グリリング【僕アカ】

第3章 No.2 器物損壊・個人情報盗難・不法侵入


飯田「これは投票で決めるべき議案!!!」

零无「って言いながらもしっかり挙手はするんだね飯田くん」




はい、飯田くんの右手ががっつりそびえ立ってます。




蛙吹「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」

切島「そんなん皆自分に入れらぁ!」

飯田「だからこそここで複数票を獲った者こそが、真にふさわしい人間と言う事にならないか!?
どうでしょうか、先生!!!」

相澤「時間内に決めりゃ何でも良いよ」




と言いながらモゾモゾと既に寝袋に入るしょーさん。
ちょ、長引く事を考えてもう寝るの・・・?


んで。




緑谷「僕、三票ーーー!!!?」

零无「・・・二?」




何故か私にも二票入ってた。え、何で?

って、八百万さんも二票なのか・・・。




相澤「委員長は決まったとして・・・副委員長はどうするか」

零无「あ、疲れるんで私降りまーす」

相澤「そうか。
じゃあ委員長、緑谷。副委員長、八百万だ」

「「「軽っ!?」」」




そんでもって無事に学級委員長は決まった。


そしてそのまま昼休み。
私は後で合流すると耳郎さん達に伝えてから図書館に向かった。




[雄英高校・図書館]



零无「(んーと、ノンフィク小説・・・ノンフィク小説・・・と)」



ファンタジー小説も想像力が蓄えられたりして良いけど、ノンフィクションは臨場感と言うかシュールな感じがして良い。

本屋の方が種類も数も豊富なんだけど、こう言う学校の図書館には意外とコアなものがあったりする訳で。




零无「お。
語文(かたりぶ)さん書いた本だ・・・。これ借りよ」




思わぬ発掘。

語文さん。本名は語文書字(かきじ)さん。
ファンタジー小説も何冊か出してる作家さん。
良い評判とかアンチな評判もどっちもある、それなりに名声のある物語作家さん。私は結構好き。


まさかあるとは思わなかった。

雄英高校の図書館では読みたい本を頼めば取り寄せてくれるようで。
借りた本は次に借りたい人が出るまで借りれるみたいだ。でも、基本は1週間。

取り敢えず3冊借りた。


それを受付で記名して、借りた3冊をスクバに入れて図書館を後にした。
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