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無気力グリリング【僕アカ】

第2章 No.1 手始めの初めまして。


みんながそれぞれ準備運動したりする中、私はてくてく歩いてしょーさんに声をかけた。


ここ学校だし、先生呼びした方がいいよね。




零无「相澤センセ、相澤センセ。
“個性”ってどう使ってもいーの?」

相澤「(コイツから先生呼ばわりされると違和感バリバリだな・・・)
おう。お前も反動くるやつ以外なら使ってみろ」

零无「え、まじすか」

相澤「その代わり本気でやるなよ」

零无「ん、りょ」

相澤「略すな」

零无「ん、りょーかい」




そりゃそうだ。

実技試験の時にセーブしてたのに数字的には全然オープンだったし。

けど、どーしたもんかね。
私の“個性”はバリバリ戦闘向きだし・・・。



と。
そうこうしてる内に第1種目の50m走スタート。




零无「(出席番号順に2人ずつ測るのか。
・・・となると、私は上鳴くんとペアかな)」




それにしても。

青山くん面白いキャラしてるね。
ビームをヘソから出せるけど1秒以上出すとお腹壊すとか。
あ、ちなみになんで苗字解るのかって言うと、記録するのがロボで順番がきたら苗字で呼んでるから。




上鳴「っしゃあ、やるぜー!」

零无「気合い入ってるねー、上鳴くん」

上鳴「おっ!
まあそりゃな。俺の“個性”的にこう言うの向いてねーし。
てか、名前!なんつーの?」

零无「あ、言いそびれてたっけ。
神和零无だよ」

上鳴「神和な。よろしく!
俺は“帯電”なんだけど、神和ってどんな“個性”なんだ?」




実技試験の時見れなかったしさー。と上鳴くんに聞かれて答えようとした時、記録ロボから私達の苗字を呼ばれた。上鳴くんは「おっ、呼ばれた。行こうぜ!」と先にスタートラインに向かった。

んー、なんか喋るの遮られてばっかな気がする。


上鳴くんの隣のレーンのスタートラインに立って、50m先のゴールラインを見る。




零无「(んー・・・日中だしアレ使えるよね)」

記録ロボ「イチニツイテ、ヨーイ・・・」

零无「(・・・属性召喚・へメラ)」

記録ロボ「START!!」



〝夜境昼(モイラ)〟


フッ・・・
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