第8章 8
PM8:12
雨は止むどころか本降りになっていた。
「もーアサネ泊まってきー?どーせ自分1人寂しーし」
ユミが言うと、アサネは首を縦に振った。
「ユミちゃんが良いのなら」
「とりあえずー、風呂かw」
ユミが言うと、アサネはそうやなと言った。
「じゃ、アサネ先入り?流石に下着は貸せんけど、寝間着ぐらいなら貸せるし」
「ありがとー」
アサネはそう言い、立ち上がる。
ユミも立ち上がった。
そして洗面所に向かう。
「えっと、タオルここの使って?あと、右からボディーソープ、シャンプー、リンスね」
「ありがとーなホンマ」
「うん」
ユミは笑顔で返し、じゃあ寝間着とって来るからと言い、2階へ上がった。