第3章 3~#name3#目線~
アサネも弁当を持ってき、席に座った。
「もーちょいで冬休みやなっ」
アサネは無邪気に笑う。
「ホンマやなっ」
自分も釣られて笑う。
「宿題少ないといーよな」
「ホンマによー」
他愛もない会話をアサネと交わす。
そういやアサネは自分はいつも笑ってるイメージがあるって言ってくれた。
でも、アサネのがニコニコしてるイメージが自分にはある。
てゆか、何だかんだ言って優しいし。
自分が男だったら、アサネを好きになっていたかもしれない。
そんな事を思ったりしながらアサネと笑い合う。
「またさ、冬休みとか遊ぼぜ」
アサネに言ってみるとアサネは微笑んでいーよって言ってくれた。