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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第9章 絶体絶命!?


「また同点!」


98対98。


「なっ…!しぶとい…。とどめ刺すぞ!」


皆、走り続けている。叫んでいる人もいる。

火神と黒子は前を見ながら話している。


「…これは…。」


私は紙に書きながら、呟いた。


「守るんじゃダメ!攻めて!」

「!…」


すると、笠松がシュートモーションに入る。


「うおっ!」

「とった!」

「マジか!」


日向から火神へとパスがとおる。


「抜かせるなぁ!!」


ドリブルをして、どんどん進んでいく黒子と火神。


その前に、黄瀬が立ちはだかる。


「黒子!」


火神が黒子にパスを出す。


「!…黒子っちにシュートはない。2人だったら火神にリターンするしかないッスよ。」


すると、黒子がシュートを打つ。


「シュート!?」

『!…』

「じゃねぇ…。」


その黒子が打ったシュートを火神がアリウープする。


「させねぇッスよ!」


黄瀬が止めようと火神にくらいつく。でも、火神の方が高い。


「テメェのお返しは、もういんねぇよ!なぜなら……これで終わりだからな!!」


そう言い、ダンクを決める火神。


ピーーーッ!!!


笛が鳴った。100対98で、誠凛の勝利!

ブザービーター。


火神が床に足をつける。
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