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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第23章 嫌な予感


ちなみに、日向と木吉の過去の話はまだ続きがあった。


*


「今日の相手は霧崎第一。出来たばかりで時間のないウチは、練習時間のほとんどをオフェンスに使って、RUN&GUNスタイルでここまで来たわ。けど、今までどおりじゃ勝てない。それほどの相手よ。最初から仕掛けて、こっちのペースに持ち込む!わかった!?」

『おう!!』

「…それなんだが…。」

「!…」

「ちょっと試したいことがあるんだ。ぶっつけ本番になっちまうけどな。」

「えっ…。」

「ま、楽しんでこーぜ!」


そして始まった試合。伊月から木吉へパスが渡る。


「っ…。」


木吉がなんとか相手を抜こうとするも、マークが外れておらず、抜けなかった。木吉は後ろにいる日向にパスを出した。そして日向がシュートを打った。綺麗に決まった3Pシュート。


「うおおおっ!決まったぁ!!」

「ナイスパース!!」


本当に心強い。

第4クォーター、残り3分49秒、81対71で誠凛が勝っている。

ビーーッ!!


「メンバーチェンジ?」
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