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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第22章 リベンジ


「速いとか、上手いとかじゃねぇんだ。黒子にしか出来ない、そのドライブは…!」


緑間の目線は完全にボール。そして気づいた時には…緑間の視界から黒子は消えていた。


「バニシングドライブ!」

「!…」(テツ君!)

「なっ…なんだと!?」


大坪が止めに入るも、黒子は木吉にパスを出し、木吉がダンクを決めた。


『わーーっ!!』

『決まったぁ!!』

「すげぇぞ黒子!!」


黒子が緑間の方を向いた。緑間は目を見開いたままずっと黒子を見つめていた。


「凄い…。」


圧倒されてしまった。


「のやろう!!」


木村がシュートを打とうとするも……


「焦るな木村ぁ!!」


外してしまい、そのボールを伊月に取られてしまった。


「黒子!」

「させるかぁ!!」


高尾が黒子のマークに付いた。

でも……


「!…」


簡単に抜かれてしまった。そして黒子は日向にパスを出し、日向は綺麗に3Pシュートを決めた。


『うおお!スリーポイント!!連続得点!!』


73対76。点差は3になった。


「落ち着いていくぞ!!」


宮地が高尾にパスを出すも、また黒子に取られてしまった。


「なっ…!?」


そして黒子はすかさず日向にパスを出し、日向がシュートを決めたところで、第3クォーターは終了した。

ビーーッ!!


『わーーっ!!』

『同点!!』

「すっげぇ!!」

「よっしゃあ!」

「黒子が入ってから一気に3点縮めた!誠凛同点だ!」


皆がベンチに戻ってきた。それぞれ、タオルとスポドリを渡した。
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