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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第22章 リベンジ


伊月が日向にパスを出すも、宮地に止められてしまった。


「緑間だけじゃねぇぞウチは!」

『何っ!?』

「なめんな!!」


そう言って宮地は木村にパスを出した。


「うわっ!秀徳カウンター!」

「あっ!」

「1年にばっか良いとこ取られてんなよ!木村!!」

「おうよ!!」


木村はレイアップシュートを決めた。


「フッ!」

「いやダンクとかしろよ豪快に!」

「うっせぇな!誰でもかれでも出来るわけじゃねぇんだよ!」


雨があがり、外はすっかり晴れていた。


「っ…!おぉっ…!」


緑間にボールが渡り、火神が跳ぼうとした。でも跳べなかった。


「!…」

「火神君!」

「火神…!」


そして決まってしまった3Pシュート。


『わーーっ!!』


第3クォーター残り1分8秒。68対76。点差は8点差。誠凛が負けてしまっていた。


「っ…。」(大我君の足も…もう限界が近い…。)


観客席では……。


「なんか、変わったねみどりん。」

「そうスか?」

「あと、きーちゃんも変わったよ?」

「え、どこがッスか。」

「ふふっ!」

「…だとしたら、変わったんじゃなくて、多分変えさせられたんじゃないスか?」

「…?」
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