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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第22章 リベンジ


「いいか?はっきり言って現状俺らの力で秀徳を止めるのは困難だ。残された選択肢は、それより点を取るしかない。」

「いくぞ!!」


日向のかけ声で誠凛と秀徳、同時にコートに入った。


「…」


第3クォーター、45対43。ギリギリ勝ってはいるものの、逆転されてしまいそうな点差。


「…」(テツ君のドライブ……でもその前に点差が開いてしまったら…。)

「!…」


緑間が高尾にパスを出した。


「おっしゃ!いくぜ!」

『わーーっ!!』

「ダメだ!ハマった!!」

「秀徳の必勝パターン!」

「4対3だ!」

「っ…!」

「なぁんてな。」

「!…」


高尾はボールを跳び箱を飛び越えるようにして股の下から後ろにまわし、緑間へ繋いだ。


「外すなよ?」

「黙れ、バカめ。」

「!…」(リターン!)

『!…』

「っ…!」


監督は目をそらしていた。でも綺麗に決まってしまったシュート。


「うおおっ!きたぁ!緑間!!」

「後半開始早々、秀徳逆転!」

「っ…。」(逆転された…。)

「ん…?」

「!…どうした?コガ。」

「いや…今アイツ、ほんの一瞬だけど、笑ってた…?」

「!…」(真君が…笑ってた…?)

「ひるむな!攻めるぞ!」


日向がパスを出した。


「ったくうっせぇな、投げちゃうぞ!」


宮地は相変わらずの暴言。
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