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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第22章 リベンジ


黒子が水戸部とハイタッチをして、ベンチに戻ってきた。


「まだ出番あるぞ、集中力切らすなよ。」

「お疲れ様、テツ君。」


私はタオルとスポドリを渡した。


「ありがとうございます。」


タオルを受け取り、頭の上からタオルをかけた。


「心配しねぇで、ひとまずみんなに任せろ。」

「大丈夫です。むしろ新しいドライブを使うためには、こっちの方が助かります。それに…。」

「!…ん?」

「心配はしてません、信じてますから。」


口角を上げた黒子。

それから……観客席には黄瀬と桃井の姿が…。


「…」(真君にダブルチーム…。)


宮地が日向を抜いてそのままレイアップを打った。


「ダメだ!緑間は止めても、インサイドの歯がたたない…。」

「止められないなら、それより取るしかないだろ!!」

「!…」

「走るぞ!」


伊月から日向へ、日向から木吉へボールが渡った。


「!…速い!」

「させっかぁ!殺すぞ!!」


すると木吉は体を少し右に向けて水戸部にパスを出した。


「なっ…!?」


そして水戸部がダンクを決めた。


『わーーっ!!』

「…」(これって少し…桐皇に似てる…。)


伊月から木吉へ、木吉が日向にパスを出して、日向が綺麗に3Pシュートを決めた。


「よっしゃ!ウチも負けてない!」

「秀徳を止められないまでも、すぐ取り返してる!」

「これが…新しい誠凛…?」

「いいえ、違うわ。」

「!…」


監督が教えてくれた。
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