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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第17章 夏合宿と…


それから、次の日…。

ピピーッ!


「試合終了!82対91。秀徳!」

『あざっしたぁ!!』

「…」


ノートを見返してみると、3試合やって3試合とも負けている。


「…」(でも、大我君抜きでこれは…凄い…。)


それから…。


「なんですか?これ。」

「リコ流アイシング術よ。筋肉痛や疲労に効くの!」


外に出ると、バケツいっぱいに氷が入っていた。

皆がそのバケツの中に入った。


「っく!つめてぇぇ…!」

「けど結局、試合は全敗か…。」

「俺らまさか下手になってる?」

「そんなことねぇさ。成長してるぜ、確実に。自身持てよ。俺達は強いぜぇ!」


木吉が言った。でも……。


「…」(決まらないなぁ…この人はいつも…絵面が…ダサい…。)


そして…夜になった。


「菜月さん。」

「テツ君。どうしたの?もうすぐ夕食だよ?」

「はい。なので、火神君を呼びに行こうと思って。」

「一緒に行く。」

「わかりました。」


私は黒子について行った。


「ん…どーも。」

「あれ…。」


なぜかゴールが倒れている。そのすぐ近くの茂みで高尾がしゃがんでいた。


「よぉ、2人で何してんの?」

「もうすぐ夕食なんで、火神君を。」

「あ、もうそんな時間か。んじゃウチもそろそろ…。」


高尾が立ち上がった時だった。


「!…あったま下げろ…!」


黒子と私の頭をおさえ、しゃがませた。
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