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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第10章 少しずつ…


すると、伊月が止まる。


「!…パン…。」

「あ…。」

『パンダの餌は、パンだ。』


私までハモってしまった。


「!…フッ…!はははっ!!やるじゃん、菜月。」

「お、思いついてしまって…。」

『行ってきまーす。』

「菜月。お前まで感染されてんじゃねーよ。ほら、行ってこい。」


日向に言われた。そして、私も売店へ向かった。


それから……。


「マジなのか…?」

「…」(信じられない…。)

「か、カオスだ…。」

「っ…とにかく行くしかねぇ、筋トレフットワーク3倍は…死ぬ…!」

「よし、まずは俺が行く。火神ほどじゃねぇが、パワーには自信があるぜ!」

「死ぬなよ!」


河原が人混みに走っていく……が…。


「うおおおっ!!ぐはっ!」


相手にもならない。


「歯ぁ立たなすぎだろ。」

「ていうかよく見たらこれ、半端な力じゃ無理だぞ?」

「ん?」

「ラグビー部のフォワード、アメフト部のライン組。」


その他にもいろいろな部活が揃っている。


「…」(一筋縄じゃ無理だよね…。)

「おんもしれぇ…!やってやろうじゃん!」


今度は火神が走っていく。


「ぐっ…ぐぐっ…わっ!」


尻もちをつく火神。


「This is japanese lunch time rush!」

「火神ぃ…。」

「こんな時だけアメリカかぶりかよ…。」

「やっぱ全員で行くしかねぇ。誠凛、ファイ、オー!!」

『おおーーっ!!』


3回ほど行くが、全然歯が立たない。


「む、無理しないで、3人とも…。」

『//////いっ、いやっ…!』


赤面して、立ち上がる。


「こうなりゃイチかバチかだ。福田、すまん!」


そう言い、福田の首根っこを掴み、人混みに投げる。
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