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机の下から

第1章 からっぽの部屋


私が「大好き」と伝えれば耳まで真っ赤にして「愛してる」とささやく彼。
私の誕生日を忘れたふりをして、慣れないサプライズパーティーを開いてくれた彼。

「結婚しよう」なんて一番大きなことを微塵も照れずにいってた時はどうしたものかと思いました。
驚きを隠せない私をキョトンと見つめ、数秒遅れて赤面する彼には思わず笑ってしまいました。

式の日を決めて、新居の準備をして、そして……

私と彼の想い出は途切れます。

彼は、私の前から去ってしまったのです。
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