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【夏目友人帳×REBORN】懐かしのわんだーらんど

第4章 指輪


「よっ!おはよう!ツナ!」

「チッ、おはようございます!10代目!」

「あっ、あははおはよう。獄寺くん、山本」

遠くの席から三人が挨拶を交わしているのが聞こえる

「…なんだか」

とても暖かな学校だな

窓際なため外を眺めながらそんな言葉を漏らす

「貴音様!貴音様!」

「いっ!?!」

見ていた窓から妖怪が顔を突然出してきて驚いてしまったからか

椅子から落ちてしまった

「いっ…たぁ…」

尻餅をし目を開けると

綱吉くんが

「だっ大丈夫?」

そう言って手を差し伸べてくれた

「ははっ貴音ってばドジなのな!」

「けっ、10代目に迷惑かけんじゃねーよ」

それを見ていたふたりが寄ってきてそう言った

「大丈夫?怪我とか?」

あまりにも掴まないから綱吉くんが心配したように聞いてくる

「あっ、ううん。ちょっと虫に驚いて…」

綱吉くんの手を借りて起き上がった

「おい、心配かけんじゃねぇぞ」

「キッ気おつけてね!」

「気おつけろよー」

三人はそんなことを言って各々の席の近くの人と話していた

見送った自分は妖の方を見て

「後にしてくれ」

小声でそう言った
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