【夏目友人帳×REBORN】懐かしのわんだーらんど
第5章 不思議な転校生と
沢田綱吉side
俺のクラスに転校生が来た
「貴音です。宜しくお願いします」
短く切られた自己紹介に
もの寂しげな目
整った顔立ち
一瞬見惚れてしまうかのように綺麗であった
でも、その綺麗さに隠された
辛い過去を未来の俺は知ることになった
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次の日
俺は珍しく遅刻しないで学校に来た
「うわぁ…遅刻しないでくるのなんか久しぶりだァ」
少し嬉しい気持ちと
まだ眠いこともあり
テンションが入り混じった
そんなことを考えてると
前に見知った顔を見た
「あっ貴音さんだ」
まだ転校して儘ならないからだろうか
1人である
「せっかくだ、話しかけてやったらどうだ?」
「あぁ、そうしようかな」
ん?今誰と俺は話をして…
そんなことを思い横を見ると
「うわぁぁなんでリボーンがここに?!」
俺の家庭教師〔?〕がいた
「いいからヘタレはさっさと言ってこい!」
その言葉とともに俺は吹っ飛ばされた