第1章 六つ子の妹
イタイ人はサングラスを外し私を見つめる。
???「俺は松野家次男…松野カラ松。。静寂と孤独を愛し……明日(あす)のことはノープランだっ!!」
カラ松と名乗る彼は私にウインクをし、指パッチンを鳴らす。
イタイ人だけどなんか、優しそう……
青いパーカーを着ている人がカラ松さんね……覚えた。
「「「「「…………」」」」」
そして、後の5人は無言だった。
ただ私を見つめるだけで……いや睨んでいる様だった。
勝手に2階に行ったから怒ってるのかな…
???「俺いそがしーからカラ松勝手に紹介しといてくんない?」
カラ松「えっ何言って……」
???「カラ松しとけよ?」
カラ松「あっあぁ……分かった」
そう、言って赤いパーカーを着た人は2階に上がり、その他4人も同じような事を言い2階へと行ってしまった。
私はただ2階に行く皆の背中を見つめているだけしかできなかった……
松代さんとカラ松さんはため息をついていた。
「ごめんなさいね……クソなニート達で」
カラ松「面倒くさがりな奴らが多くてな……」
2人はフォローしているが悪口にしか聞こえないですよ松代さん。。
「大丈夫ですよ」
と、私はそんな2人に微笑んだが、「 無理して笑わないでくれ 」と、カラ松さんに言われてしまった。
無理してる……そう相手に、簡単に伝わるものなんだ。。
カラ松さんが単に感がいいだけなのかな……
カラ松「おっと……ブラザー達の自己紹介をしなくてはな……」
カラ松さんは5人全員の性格や、好きな食べ物を詳しく説明してくれた。
おそ松さん……赤いパーカーを着ている人。
おそ松さんは皆のリーダー的存在で、皆の兄貴である。
馬鹿で、変態だけど結構頼りになるらしい……そして、結構感がいいんだって
好物は美人さんと梨。。
チョロ松さんは緑のパーカー。
6人の中で1番常識人なんだって……いつも求人誌を見てて、ちゃんと就活もしてるらしい。
だけど変態。だけども変態なんだ……そして好物は梨。