第2章 可笑しい人
…………全部よそい終わり松代さんは立ち去る。
皆の目の視線が私に集まる。
カラ松「どうした?座らないのか?」
なかなか座らない私に声をかけてくれるカラ松兄さん。
「あっ座ります。。」
このまま立ってたら変な目で見られる!
そう思い座った場所は…………やっぱりカラ松兄さんの隣である。
カラ松兄さんはすこし驚いていた。
でも隣にいるのはカラ松兄さんだけではない。
一松さんも隣であった。
どうしよう……食べる気しないなぁ……
サラダだけ食べとこ。
私はお皿にサラダだけを盛って黙々と食べる。
それを見たカラ松兄さんは
カラ松「えっサラダだけでいいのか?サラダが好物だからといってそれだけじゃ体がもたないぞ……」
と、心配をしてくれた。
「なんか……食欲無くて」
一松「サラダが好物とか……可笑しい人……」
っ!!また可笑しい人って言われた!?
別にいいじゃないですか。。サラダが好きでも
「サラダは美味しいですよ。健康的でいいですし」
にこりと微笑みサラダをもぐもぐ食べる。
一松「…………あっそ」
えっ舌打ちされた!?
喧嘩うっちゃっ…………てはいないかな。。
一松「ちょっと出掛けてくる」
おそ松「えっどこ行くの?」
一松「別に…どこでもいいでしょ……」
そう、愛想のない返事をし出ていってしまった。
沈黙が辛い。。
「わっ私も出掛けてきます!!」
そんな沈黙に耐えられず私はそう言い玄関に行った。
どこに出掛けると言うのだろうか。。
靴を履きながらため息をつく。
そうだ!来たばかりでこの周辺に何があるか知らないから散歩してみよーかな。
私はそう思い、ガラっとドアを開けた。