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【ヒロアカ】世も縋ら

第6章 体育祭




そして第一種目、障害物競走


クラスメイト達とも離れ
スタート地点に体を押し込む

グビッと
個性の反動を抑えるべくポケットに携帯した水を喉の奥へと流し込む

『よしっ』


ランプが移り
遂にスタート!!


ダッと一斉に駆け出すが
門の幅がその人数にまるで対応しておらず

『っ!!』

通るのもやっとかも…!

いや、そうじゃない
それどころじゃない

もうここで抜きん出なければ
トップとの差がつく

何とかしないと…!!


そう思った時

パキパキと誰かの個性で全員の足元が凍らされ
身動きが取れなくなる


『強個性っ!』


けどこれは

神奈にとって
思っても見ない好機となった


バッとしゃがみ
足元の氷をひと舐めする

『よしっ!』

そして自身の周りだけ氷が張られる前に復元し
『お先失礼します!!』と周囲を置き去りにする


あの氷をクリアし前を走るメンバーを見ると
ほとんどがヒーロー科の人達で
その中に心操君も紛れており

『ちょっと出遅れた…!』

ここからの挽回を図る
しかし

雄英高校は
思ったより生易しい試練を与えてくれる事はなく

『っ!!!』


大きな地鳴りと共に
巨大なロボットが姿を現わす

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