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【ヒロアカ】世も縋ら

第5章 襲撃




瞬間、嬌声が広がる

「嘘でしょ爆豪っ!!!」
「かっちゃん!!??」
「マジかお前!!!!」



周囲の声も、目も全く意に介さず

その乱暴な口付けは続く


離して…っ!!

そう爆豪の胸を必死に押すがビクともしない
この野郎っ、と蹴りもかますが
それすら効かず


爆豪はその様子を満足そうに眺め

そしてやっと解放してくれた



『〜ッな、なんてこと、っすんのよバカァア!!!』

「あ?まだ余計なこと喋るか?」


そう言い爆豪の顔がまた迫る


『っ言いません!言いませんから!!!』

必死に顔を押し返す



「そうか」

ニッと悪い笑みを浮かべる爆豪

「これでもてめえの方が…強ぇか…?」

『〜ッ!!!』


そんな事の為に?!


そう怒りたいが
今は下手に反論出来ない



「やられるがままのてめえが、俺より上か…?」


『〜ッああもう!!』

何を口にされても
恥ずかし過ぎて嫌になる


「…おい、どうなんだよ」

答えないでいるとまた
襟を掴まれ引き寄せられる

徐々に近付く顔に

周囲もまた
先を想像し赤面する


また奪われる

それだけは、と

『あんたの方が…!あんたの方が強いわよ!!!』

これで満足!!?


半泣き状態で負けを認める


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