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【ヒロアカ】世も縋ら
第4章 サイレン
……いやいや
ねぇ…?
だって爆豪だよ…?
会ってまだ数日だよ…??
それなのに私は邪まなことを想像して………
うん、忘れよう
なんだかそれが一番いい気がした
教室へ向かう道とは違う
普段通らないような廊下を使って
大幅に迂回しながら教室へと向かう
周囲に人気がなくなり
それが余計に
先程のことを思い出させた
そんな時、まだ人気のない階段を上っていた時
「先ほどの、食堂での出来事、拝見させていただきました」
突如目の前に現れた黒いもやの様なものに声を掛けられた
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