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【ヒロアカ】世も縋ら

第11章 償い





真っ直ぐ見つめ合う紺碧に近づく


動かなくなった彼の手を強く握る


ガタ、と座っていた椅子が横転する


硬いベッドにもう片手を押し付ける



上体がゆっくりと前進し
彼の身体と影を重ねる



彼の首元に顔を埋め

頸動脈上に舌を這わせる



願いを込め


ゆっくりと


時計の針を反転させる




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