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【ヒロアカ】世も縋ら

第7章 敵連合





私はその後


ただただ泣くことしか出来なかった




目の前で人が倒れていくのを


ただただ見ている事しか出来なかった



私は



何も変わって
いなかった



翔を助けられなかった
あの時から…


何も




何も……





ぐっと拳を握りしめても
状況は悪化する一方で


自身の無力さだけが
身に染みる





敵に抱え込まれ
その胸で泣く様は
まさに滑稽で…


そしてその姿を


テレビ局に撮られていたなんて…



全てが終わった明日に
知る事になる

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