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【ヒロアカ】世も縋ら

第7章 敵連合





「俺は望んでここに入った
残念だけど抜ける気は無いよ」



『…そんな』



「話は纏まったか?
で、神奈ちゃん

君はどうしたい?」


逃げたい?


それとも…




『…っ

卑怯者』



そんな睨んだところで可愛いだけさ


だから言っただろうが

お前は嫌が応にも

俺の側に居なけりゃならなくなるって




『…翔が居るのに

逃げるわけないじゃない』





そう

そうだ




満足した様な笑みを浮かべ


再び両腕を広げ

相手を待つ




そして今度こそ



ゆっくりと神奈が近付いて来て


そうしてやっと


腕の中に収められた






ああ、あたたかい





癖になりそうな柔らかさに

思わず瞼を閉じてしまう



あぁ

これ






離したくねえな


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