第24章 Rey18
「Reyさんよかったじゃないですか!」
陸のこと連れて来ないほうがよかったかな…。
逃げ場を消されたようなそんな感覚がある。
アイドルとして歌う事はもう決めた事だ。
逃げようなんて思っていないけど。
「あれ、どうしたの陸くん」
「壮五さん!聞いてくださいReyさんもミュージックフェスタに出れるって!」
『ぁ、ちょ』
「本当!?おめでとう」
『あ、ありがとうございます』
ダメだ…壮五さんも陸も目が輝いてる。
IDOLiSH7のメンバー全員に伝わるのも時間の問題だ。
早ければ今日中に全員知ってそう。
『活動するのはこれからなのに…』