• テキストサイズ

アイナナ夢

第38章 28,5(大和視点)




俺は事務所を後にして、少し歩いて壁に背中を預けた。
こうでもしないと立っていられない気がした。

「おいおいマジかよ…」

零にあんなこと言っちまったけど……本気なのは俺だった……?
いや、落ち着けよ俺。相手は未成年だぞ。

「俺は…あいつが……」

言えずに口を閉じた。
それどころか、胸が締め付けられる感覚。
普段は強がってたまに見せる弱い零。
時々女の子になる零。どの零も可愛くて仕方ない。
出来ることなら俺以外見て欲しくないし、触れさせたくない。

「これが…恋、なのか…?」

ヤバイな…零のこと見れなくなりそ…。








-----
アンケートの結果で自覚させて欲しい方が多かったので
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp