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銀魂 蝶の唄
第2章 ベンチ
長谷川さんはベンチの上で寝るらしく、私はすべり台の影に隠れて寝ることにした。
すべり台はベンチから一番近くにあるから、何かあったときに駆けつけやすい、とのこと。
「駆けつけやすいって……。長谷川さん、何かできるんですか?武術とか」
「何もできねぇから、すべり台の影に隠れろってんだ。まぁいざとなりゃ、俺がなんとかするからよ」
長谷川さんは意外にも、イケメンだった。
「見下してて、すみません」
「見下してたの!?」
「じゃあ、おやすみなさい」
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